コロナ禍で外国語を学ぶ
別のことでTEDをみていて見つけた「どんな外国語でも半年でマスターしてしまう方法(クリス・ロンズデール)」が面白くて、ていねに視聴したので、実践するときのために内容をメモしておく。この方法を実践すると、6か月でペラペラになれる(クリスは中国語をこれで学んだ)。睡眠学習を入口に心理学を学んだという点も興味深かった。
2つの誤解
・才能が必要
・現地でその言語漬けになる生活
4つ要件
・注意力(Attention)
・意味(Meaning)
・関連性(Relevance)
・記憶(Memory)
5つの原則
1.言語の自分に関わる部分に集中する
→記憶に残る、集中する。
自分に関わり、重要なものだと学ぶ。
2.道具
→言語をコミュニケーションの道具として使う。
使うことによって学ぶ、必要な道具(=関連と意味と重要性がある)ほど早く覚える。価値を生み出すために使う。
3.理解によるインプット
伝達事項を前もって知っている→すると言語は無意識のうちに身につく。
4.肉体的トレーニング
実践が鍵になる。音として聞き取れなければ理解できない。話すには顔の43の筋肉を使う。新しいスポーツを始めたての時、全身筋肉痛になる。それと同じようにとにかく動かす。
5.心理状態の安定
ネガティブな感情があると、うまく学習できない。楽しい、リラックス(脳がα波を出している状態)では好奇心を感じる→早く身につく。不完全さへの寛容が必要(完全にわかる必要はない、わかる部分だけつまむ)。
7つの行動
1.たくさん聞く
その言語に脳を浸す。
2.単語を学ぶより先に意味を知る
3.単語を組み合わせる
10個の動詞+10個の名詞+10個の形容詞を知っていると1000の文章ができる。
4.核の部分に集中する
頻繁に使われる部分を覚える。
英語の場合1000語で日常会話の85%をカバーできる(3000語で98%)。
5.学ぶ言語の親
やさしく話してくれる、まちがってもわかってくれる→安心して学び、自信をつけていく(理解可能なインプットのある安心できる環境)
6.顔まね
顔の動かし方を真似る。
7.直結
対象物のイメージ/感覚/記憶(同じ箱)→その言語での単語(別の道)。
学習プラン
第1週:道具箱
・What is this?
・How do you say?
・I don't understand...
話すうえで必要な言い回しを覚える→これを道具として使い、その他のことを学ぶ
第2週:簡単な代名詞/名詞と一般的動詞/形容詞
・you
・that
・me
・give
・hot
これらを用いて赤ちゃんのように話す
第3-4週:つなぐ言葉
・although, but
・and, therefore
・even though
言葉をつないで、より複雑な言葉を話せるようになる。
このとき、「言語の親」を見つける