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apo (id:MANGAMEGAMONDO) が妄想を吐き出していきます。

A組:モリエンテスに酔い、ルイ・コスタで落ちる

ギリシャ1-1スペイン
ロシア0-2ポルトガル
モリ男、ベンチスタートだと思い、スポーツカフェに5分遅刻して行ったら、テレビにモリ男が映ってるじゃないか! うれしい誤算だったが、その5分に大後悔。

たてがみをなびかせるモリ男は今日も美しい。うっとり。
思うにモナコを経験してラウール的なポストになる動きもするようになった、というか、Rマドリ時代はほとんど「オマエはゴール前に張り付いてろ」って感じの使われ方だったから。でも今日はビミョウに違うような。どう見ても、ラウールの代わりに下がってパスもらいに走ったり、ラウールの代わりにポストになったりすることが多いような。そんな中、ラウールの「愛してるよ、モリ男」ヒールパスをモリ男が丁寧に「オマエのハートは届いたゼ」ゴルゴルをゴール隅に突き刺す。うっとり。これでモリ男はお役目終了。ベンチで上半身裸になって、くつろいでるスタァ・モリ男の胸毛にうっとり。

ポルトガルでは、ルイ・コスタはまた謙虚な発言をしているという。ポジションでデコと重なるルイ・コスタは、ベンチスタート。ミランでも、カカのために控えに回っている──どちらでも10番でありながら。それでも腐らず、ミランでは「ボクがいっしょにやっている相手は将来のバロンドールなんだよ」と言い、代表では「デコを全力でサポートする」と宣言。アタクシはルイ・コスタのワガママなら、なんだって聞いてあげたい。とりあえず、試合に出してくれーと思ったら、いやーん、アタクシのヌーノ・ゴメスが出て来ちゃったぁ。う〜ん、今夜も超キュート(はぁと)

だけど、メイン・ディッシュはこれからだったのね。10人になったロシア相手に、もう一点ほしーぜとボールを追い回すポルトガルルイ・コスタ投入。有言実行のこの男は、ホントにデコのサポートをして、デコだけでなく、雑巾がけも厭わぬ走り回りっぷり。そして投入直後、フィーゴに代わったクリスティアーノ・ロナウドからのクロスをキッチリ「足が伸びーる」芸術的ゴルゴル。

この直後のルイ・コスタの顔は、男だった。そこらのガキのようにギャーギャー雄叫びはあげない。だけど「これが10番なり!」と雄弁に物語る表情に惚れた。で、落ちた。どうしよう、アタクシ、自分の中で1チームに一人って決めてるのに、ただでさえ、ミランじゃ、カカとネスタの間で揺らぎっぱなしなのに。こんなに簡単に落ちてしまっていいものか? なんとかしてよ、ヌーノ・ゴメス

というわけで、乙女的多幸感は十分だった夜だけど、スペインがギリシャと分けたことで、グループAも死のグループと化してしまった。開催国ポルトガルとスペインがおててをつないで決勝トーナメントへ進むことはほぼ無理*1だと思う。

*1:ポルトガルとスペインが決勝に進む条件は、ギリシャがロシアに負けて、スペインとポルトガルが引き分け。かつ引き分けの得点より1点以上ギリシャが失点すること。たとえば、ギリシャ0-1ロシア、スペイン0-0ポルトガル。しかし現在のロシアの状態では可能性は極薄。