ライブドア予言
視聴率女王の細木数子センセイ、1/6「幸せって何だっけ〜カズカズの宝話〜スペシャル(フジ)」で、芸人*1、ハプニング*2、どうぶつ*3、クレヨンしんちゃん*4、悪魔*5、まいう〜*6を抑えて、18.1％を叩き出したのはお見事！ だけど、占ったネタが悪かった。さっそく「細木数子 ホリエモン占いのデタラメぶり」とコキ降ろされてます。コレ、ほとんどとばっちり。細木センセイ、かわいそう。そもそも、占いを「インチキ」とか「デタラメ」とか言うバカっぷりに、なぜオヤジ社会は気づかないのでしょうか？
それにしてもフジテレビは、年末にこんなデジャブーを放映しているところが立派です。それとも願望成就でしょうか？ 何か知ってたんでしょうか？
細木センセイをケチョンケチョンにしているゲンダイは、スピリチュアルカウンセラーの江原啓之センセイもお気に召さないらしく、《本人は物質中心主義的価値観を否定しているが、ものすごいボロ儲け》、《スピリチュアルを信じる信じないはともかくとして、このブームは異様》と、必死に危機感を煽ってる。バカじゃないでしょうか？
ものすごいボロ儲けの荷担をしてるのが、あんたたちオヤジじゃない？ 信じる人が多いように宣伝してんのが、あんたたちじゃない？ ホリエモンもそう、古くは女の子のオモチャだったミス・ミナコ・サイトウもそうだ。いーっつも、世の子ども心たちが無邪気に遊んでいるオモチャを、やれ、危険だ、やれ、まちがってると騒ぎ立てて取り上げてきた。だから、また新しいオモチャを探しだし、つくりだす。もっと壊れにくいモノを、もっとわかんないモノを──それを煽ってるのが、もっともらしい顔をして説教しているつもりのオヤジども。おお、オヤジどもに平安あれ。
やり方も背景もきちんと分析するんじゃなくて、オヤジ社会に迎合してくれないから、という理由で叩き、つぶす。そういうやり方を続ける限り、抗生物質に耐性ができたスーパーウィルスと同じように、さらにパワーアップされた、次世代ホリエモン、世の中をさらに攪乱するトリックスターが出てくるのは間違いありません。
次のオモチャの登場を期待して待ちましょう！ おそらく、今度のは、ホリエモンや細木数子の最大の弱点である、容姿をカバーして生まれてくるでしょう。天使の姿と悪魔のハートを持った子ども、たぶん女。ハンディキャップ持ちかもしれない。けなげではかなげ。天使ちっく、聖人ちっく。可憐な社会不適合者。純真な目をして「殺しちゃえばいいのに？」とか言うような。ようやく危険だと気づいても、内側から湧いてくる「守りたい」「なんとかしてあげたい」「きっとわかってくれるはず、ねえ、わかってよぉ」という己の欲求に抗えず、慌てるばかり。人が、社会が、翻弄される道を自ら選んで、堕ちていく。堕ちることで垣根を越える。だから大打撃を受けるのは常識。ヘンな法律がポコポコ生まれちゃうかもね。おもしろそう♪
