国籍テスト
いいですか? 「文化や価値観の共有」──ココ、テストに出ますからね。
やべっ。日本でやったら落ちそう。
口火を切ったのは外国人労働者が多い南西部バーデン・ビュルテンベルク州で、今年初めに導入された。民主主義に対する宣誓を求めるのが目的とされるが、実際は筆記テストの形式。「米同時多発テロやスペイン列車爆破テロの犯人をテロリストと考えるか、自由を求めて戦う人とみるか」「不貞を防ぐため、妻や娘を軟禁状態にするような男性を許容するか」など計30項目について見解を求める。大半はイスラム関連と言えるもので、州当局が疑問に思えば面接して調べる。(..中略..)
同様の動きは、イスラム教の預言者ムハンマドの風刺漫画問題の激化で広がりつつある。中部ヘッセン州は今月末にもテストの具体的内容を決めると決定。南部バイエルン州のシュトイバー首相は5日付の独紙で「ドイツ人になるにはドイツの文化や価値観を共有しなければならない」と、導入の意向を表明した。