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apo (id:MANGAMEGAMONDO) が妄想を吐き出していきます。

ナノバブル水の中で人は不老不死の夢をみるか?

まあ、旅ってのは大げさだったわけですが、出先で「ものすごく小っちゃい気泡の水にすると淡水魚と海水魚を同じ水槽で飼えるんですよ」って聞いたんですね。そこでアタクシ「あー、それって知ってますわ、有名なインチキπウォーターのことでしょぉ」って無邪気にボケてみたら、完膚無きまでにシカトされた。かなしい。

ああ、ホントに鯛と金魚がいっしょに泳いでるじゃないの。これなら『ファインディング・ニモ』の実写版も作れるんじゃない? それはさておき、この小っちゃい泡に酸素を仕込むと、殺菌力があって、さらにカラダも元気回復するという。科学も化学も低脳のアタクシにはサッパリわかりませんが、このナノバブル水ってーの? これの中に浸かってると脳ミソも鍛えられたりしないのかしら? あるいは、つい覚えてしまった悪いコトをきれいさっぱりブレイン・ウォッシュするとか? そういうことはできないのかしら?

もちろん、教えてくれた人はそういうアホな考えではなく、この技術をお魚じゃなくて、人間サマに使おうって魂胆で日夜研究してるらしい。このペースで行けば、寿命200歳も夢じゃないっていう話もあるとかないとか、頭のイイ人たちはそのあたりを目指してるとかしてないとか。アタクシはどっちかっていうと、ピンピン生きて、コロッと死ねるってのが本望なんですけど……って言ったら、再び完膚無きまでにシカトされた。

しかしヒトの考えることってーか欲望って、何千年経っても同じですのね。始皇帝といっしょじゃないですか、不老不死って。たしかにアタクシも、コロシアムで指立てて「殺せ!殺せ!」って言ってた一般大衆の方々に共感できますわ。ネアンデルタール人とアタクシたちって、脳の大きさはほぼ同じで変わってないのに(たぶん機能だってそんなに上等になっているわけじゃないですわよねえ?)、技術だけが進化してるのね。……それって、考えようによってはちょっぴりコワイような気がするんだけど、きっと気のせいね。たぶん頭が虚弱体質のアタクシには、わからないだけなのですわよね?