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apo (id:MANGAMEGAMONDO) が妄想を吐き出していきます。

この世のものとも思えぬ美しいパス回し。ACミラン1-1ローマ

とにかくステキだったのは前半。シェフチェンコが早々とゴルゴルして、そのあとみなさんご一緒に、あっち〜こっち〜しながら上がってく。とくに元祖・乱暴者系を返上したガっちゃんなんて、プチピルロ状態だし、右サイドのカフーは駆け上がる青春してるし。逆にリッキー*1が天使のくせに人間っぽくギラギラしててちょといやん。前半も、持って上がったのはいいんだけど、そこでシェヴァにパスじゃろ? ってとこでムリムリ自分で打っていく→シェヴァとリッキーにパス出したセードルフ「ムカっ」→ハーフタイムにロッカールームでシメられる(予想)、とかありそう、ってグチグチしてたら、「あれはねえ、ミラニスタも悪いのよね〜」心やさしいサッカーマダーム。

「昨シーズンがキレキレだったでしょ? それに慣れちゃってるから『今シーズンは点が少ない』って批判してる人がいるのよ。そんなこと、言ったってね〜、だからこそ狙われて、ますます得点しにくくなくなるのにねぇ」。そうだったのか、ツラかったら、アタクシの胸でお泣き♪

で、いつものことだが、美しいパス回しを見せていたのだけど、追加点が奪えない。後半はシェヴァが太股だかふくらはぎだかに違和感覚えて、クレスポと交代。うう、残念と思う。いや、思わなくてもいいんだけど、ここで思ってしまうところが問題なのだ。シェヴァ以外、点獲ってないからなのだ。カカへの八つ当たり批判になってるのも、そう。でもFW陣はみんなよく働くのよ。トマソンシェヴァが狙いやすいようにDF引き連れて一人旅したり、ボールオッカケ回すのも献身的でしょ。クレスポなんかチェルスキーでの無責任な壊れやすさも、インテル時代の身勝手さもぜんぜんなくて、いや、これがクレスポですか?ってくらい真剣で懸命(もしかしたら、ある意味“もとに戻った”のかも)。この間、ゴルゴルして完全復活をアッピールしたのも束の間、ピッポはまたまた手術で復帰は2月とか言われてるけどいつ?ってカンジだし。こんな彼らFWを誰が叱れましょうや?ってーの。

まあ、これが敗因ならぬ分け因ですね。あと、ネスタのパンツのゴムがゆるかったこと。ゲームを直視できなくなるからヤメれ。で、勝ち逃げるかな、と思ったとこでモンテッラ(肩、大丈夫?)に入れられちゃって、あーあな勝ち点1。ユーヴェに追いつくの、タイヘンだ。

*1:アタクシは「カカ」というキーワードのリンクされるために、かなり許容度を広くしているのですが、あまりにもキーワードリンクを消す手間がアレなので、もう、カカと書くのはやめます。ミラン公式HPのニュースでも“リッキー”だし。