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apo (id:MANGAMEGAMONDO) が妄想を吐き出していきます。

ニュルンベルクはメキシコ人に占領されております

みなさま、ぐーてん・あーべんと。
明日のメキシコvsイラン戦に備えてパリからニュルンベルク入り。9日を過ぎるとフライトが段違いに高くなるせいか、すでにニュル入りしているメキシコ人の軍団が開幕戦からまったく試合と関係なく「メヒコ、メヒコ!らーらーらー!!!!!」と飲んで騒ぎまくり(その仲間にアタクシも加わり)、とうとう明日に本番を備えた明日、ニュルンベルクはメキシコにコンキスタされております。すでに「ノ・テンゴ・ボレート♪(おいらはチケット持ってね〜よ)」という歌が、パブリックビューイングの会場のあちこちで聞こえております。そういうアタクシも、メキシコ人に「ねえ、ポルメキ戦のチケ、持ってる人いない?」とか聞いているので、状況はまるで同じですが。

そんなわけで飲むのに忙しく、開幕戦よく見てない(笑)んだけど、クローゼの2ゴールよりもワンチョペの2ゴールをほめたいですね。ドイツ人的には試合に勝ったことより、2点許したことのほうがショックらしく、試合は「あんなの、クソ」と嘆く一方で、だけど「決勝の日の夜にピッチに立っているのは我軍だ」とかゆってたりして反応が面白いです。まあ、興奮は人を混乱させますから、当然でしょう。

メキシコ人はといえば、コスタリカエクアドルパラグアイ、トリニダート・トバゴ*1ラテンアメリカ系の国を応援してるんですが、アルヘンティーナだけは別で象牙海岸ドログバのゴールをたいへん喜んでました。アタクシ的にはパブロ・アイマールを少なくとも20分くらいは見たかった。

今、12時過ぎましたが、まだ外ではメヒカーノが騒いでる。帰ってくるとき駅前までの店って店はメキシコ人で満杯だし、道端ではメキシコ人がたむろしてるし、駅では宿にあぶれたメキシコ人がホテルへの無料でかかる電話から部屋探してるし、もう野宿と腹を決めた組はビール買い込んでるし、マスコミはそれを撮影してるし、たぶん明日の朝まで続くでしょう。

昨日はゲルゼンキルヒェン(と言ったら「ドイツ人に“ゲルゼンキルヒェン”なんていっても誰もわからん。シャルケと言え」と同じテーブルで飲んでたドイツ人に言われた)で、デモがあって、酔っ払いのイングランダーとかも逮捕者が出たらしい。ニュルンベルク中央駅前でもおまわりさんに捕まってるドイツ人がいた。何やってたかしらんけど。イランはというと、タクシーのおっさんが、イランの旗立てて、「イランイラン」ゆってるのと、あとなんか、ネオナチのみなさんがイランを応援しているみたい(イランの超アグレッシブな大統領がイスラエル嫌いなのに賛成して)。明日がとっても怖いですね〜。わくわく。

*1:いや、これはものすごいサプライズだった。10人になったトリニダート・トバゴに勝てないスウェーデンなんて、ガマラがいなかったら1ゴルもできないイングランドとほぼ同じだ。