森元首相のコメント要旨

自民党の小泉純一郎元首相の引退表明を受け、森喜朗元首相が発表したコメントの要旨は次の通り。

　午後７時ごろに電話があり、淡々と「次の選挙には出ない」と言っていた。国会の議席は党のものだから、放り投げた形では困る。(後継は次男の)進次郎氏だと言うから、ああそれなら良かったなと思っている。
　「まだ政治活動はやめない。国会活動をしないだけだ」と言っていた。何となくそういう(引退の)話は流れていたので、特に驚かなかった。政治活動を続けると言っているんだから、(次期衆院選への)影響なんてない。
　(小泉氏は)必要なことはやったと思う。ただ、その功罪はある。功の方はもう少し時間をかけないと分からない。改革というものは、長いレンジで見ないと分からない。むしろ今は、罪の方が出ている。(党総裁選の)地方票(配分は141票)で麻生太郎首相がそれだけ(134票)取ったのにもそれが表れている。(了)
（2008/09/25-23:34/時事）