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apo (id:MANGAMEGAMONDO) が妄想を吐き出していきます。

自殺名言集

アタクシが死にたいわけではありません。まとまっていたのでサルベージ。

彼は何も知らないのに、何かを知っていると信じており、これに反して私は、何も知りもしないが、知っているとも思っていない。(ソクラテス)

人間はつねに、自分の理解できない事がらは、なんでも否定したがるものである。(パスカル)

俺は地獄にいると信じている、だから俺は地獄にいる。(ランボー)

罪の材料を取り除けば、罪を取り除けると考えている人は、すぐれた人間観察者ではない。(ミルトン)

すべての理由なくて、自分のわがままからのみ自殺するのは私だけだ。(ドストエフスキー/『悪魔』)

死を求めもせず、死を辞しもせず、獄にあっては獄でできることをする。獄を出てはでてできる事をする。(吉田松陰)

あなたをきらいになったから死ぬのでは無いのです。小説を書くのがいやになったからです。(太宰治)

今僕が自殺するのは一生に一度の我侭かも知れない。(芥川龍之介)

とうとう動かなくなったわ。なんて可愛いのでしょうね。お日さまが、うらやましい。日本中の野でも里でも町でも、こんな風に死ぬ人をみんな見ていらッしゃるのね。(坂口安吾/『夜長姫と耳男』)

この世は「自殺は罪悪」という「常識」を作っている。(山田花子/漫画家)

今私がいるこの世界は全部夢ではないのか? 夢であって欲しい。この世から逃げ出したい。(山田花子/漫画家)

自殺そのものは恐ろしくない。自殺に就いて考へるのは、死の刹那の苦痛でなくして、死の決行された瞬時に於ける、取り返しのつかない悔恨である。今、高層建築の五階の窓から、自分は正に飛び下りようと用意して居る。遺書も既に書き、一切の準備は終つた。さあ! 目を閉ぢて、飛べ! そして自分は飛びおりた。最後の足が、遂に窓を離れて、身体が空中に投げ出された。
だがその時、足が窓から離れた一瞬時、不意に別の思想が浮び、電光のやうに閃めいた。その時始めて、自分ははつきり(原文では傍点)と生活の意義を知つたのである。何たる愚事ぞ。決して、決して、自分は死を選ぶべきでなかつた。世界は明るく、前途は希望に輝やいて居る。断じて自分は死にたくない。死にたくない。だがしかし、足は既に窓から離れ、身体は一直線に落下して居る。地下には固い鋪石。白いコンクリート。血に塗れた頭蓋骨! 避けられない決定!
この幻想のおそろしさから、私はいつも白布のやうに蒼ざめてしまふ。何物も、何物も、決してこれより恐ろしい空想はない。しかもこんな事実が、実際に有り得ないといふことは無いだらう。既に死んでしまつた自殺者等が、再度もし生きて口を利いたら、おそらくこの実験を語るであらう。彼等はすべて、墓場の中で悔恨してゐる幽霊である。百度も考へて恐ろしく、私は夢の中でさへ戦慄する。(萩原朔太郎/『自殺の恐ろしさ』)