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apo (id:MANGAMEGAMONDO) が妄想を吐き出していきます。

霊木メッセージ

印旛沼周辺がどうも気になっていて、やっぱり自分の足でまわり、目で見ないと気が済まなくなりましたの。狙いは麻賀多(まかた)神社。印旛沼周辺には十八社あって、その総社・奥の院といわれる二つには伝説の大杉がありました。成田市台方にある総社の大杉は天然記念物にも指定されてる巨木。


神社由来によれば、東日本一の大杉(御神木)は、樹齢千三百有余年、県の指定記念樹第一号(昭和10年)。心霊が宿っていると言い伝えられ、延命長寿の御利益を授かることで有名。また、祈願成就の折にはその梢に天啓を見るとか。どうかしら、見えまして?


アタクシはダメでしたの。で、お足元のほう、ちょうど「大杉」の看板が立っているあたりを拝見しましたところ……


まあ、おじいさま! おひさしゅうございます。
つづきまして、神社を創建した印波(=印旛)国造の伊都許利(いつこり)の墳墓がある奥の院では、金色の西陽で描かれた


まあ、ヴィオロンたぬき?

いろいろな方と出会えた初冬の印旛でした。ちなみにこの日、調子に乗って10km歩き回っちゃいましたの。失敗、車にすればよかったわ。成田にヘロヘロになって到着しまして、もちろん、すぐに、心のガソリン、給油しましたわ。JRの東口、京成よりの飲食店が固まってるところで。そこで見つけた「ほっと」っていう美人女将が切り盛りしてる小さい居酒屋が、極上でしたわ〜。地元の野菜・魚*1・地酒*2で癒されたおかげで、筋肉痛もナシ。成田ええとこ〜。あとは、どっかイイ温泉ないかしら。

*1:「疲れたぁ」って言ったら「じゃ、柳川でも召し上がります?」と女将。印旛沼のドジョウですわよ。一も二もなく「お願いします」と。ちょうどいい小さめの子たちがおいちかったデス。印旛沼にはウナギの店もあるんですけど、この地区で出してる店って意外と少ないみたい? 房総の青魚だとか、アラ煮だとかならあるんですけど。もっとも、この近所にオススメの寿司屋もありますけど。

*2:お隣に「酒々井(しすい)」って町があります。昔話によれば、貧乏な家の孝行息子が酒好きの父親から言われて、酒を買いに行くのですが、もう酒屋にツケもできず。。。困り果てていると不思議なことによい香りがする井戸を発見。試しに、この水を汲んで帰って父に飲ませたところ、「おお、なんと旨い酒じゃ!」と。それを聞きつけた若い衆が汲んでもただの水。この孝行息子だけ、汲むと美酒になる井戸というのがあって、それが地名の由来になっているとか。で、この井戸、今もあるそうです。そんな伝説の地、酒々井のお酒が「甲子正宗」。うまかったです。あと、成田の「長命泉」とか「仁勇」とか。