カルメン舌メモ(1)

数日前、東京ガス様によるガス器具の点検のためのご来臨にあたり、とうとうお片付けを決行。たぶん半年ぶりくらいで、掃除機もかけました。おかげで部屋、そして心身ともに、大カオス→小コスモを取り戻しました。このきっかけがなければ無理だったかも。東京ガスよ、ありがとう。

さて、そのときPCデスクの下でほこりにまみれてた11/2に買ったカルメンシータのスパニッシュシーズニング*1についてた10レシピ(日本語)を発見。心おきなく捨てるために、記しておきます。*2

すべて4人分、スパニッシュシーズニング1袋(4g)使用

魚介パエリア

材料：米400g、お好みの魚介(エビ8尾、ムール貝100g、アサリ100g)、イカ(ぶつ切り)150g、完熟トマト3つ、赤ピーマン(小ぶり)1つ、ニンニク1玉、オリーブオイル大さじ*310、塩少々、水2リットル

1. ピーマンとトマトを洗い、ピーマンは刻み、トマトはすり下ろす*4。
2. パエリア鍋でオリーブオイルを温める。
3. ピーマンとニンニクをさっと油にくぐらせて*5、ピーマンを別皿に取り置く。
4. エビ、イカも同様に、油にくぐらせてから別皿に取り置く。
5. トマトを加えて炒める。
6. ニンニクを取り除く。
7. パエリア鍋に水、スパニッシュシーズニング、塩、米を加えて、混ぜる。
8. 魚介とピーマンを全体にトッピング。
9. 沸騰するまで強火、そのあと汁気がなくなるまで中火で15〜20分煮る。
10. パエリア鍋を火から下ろし、食べる前に5分置いて寝かせる。

鶏肉のパエリア

材料：米400g、鶏半羽(ぶつ切り)、完熟トマト3つ、赤ピーマン(小ぶり)1つ、太いサヤインゲン150g、エジプト豆(水煮)150g、ニンニク1玉、オリーブオイル大さじ5、塩少々、水3リットル

1. サヤインゲンを食べやすい大きさに切り、ピーマンは細長く刻み、トマトはすり下ろす。
2. パエリア鍋でオリーブオイルを温め、ピーマンとトマトをさっと火を通し、別皿に取り置く。
3. 鶏肉もさっと火を通してから別皿に取り置く。
4. だし汁を準備する。水、鶏肉、トマト、サヤインゲン、エジプト豆、ニンニクを鍋に入れて、1時間中火で煮る。
5. パエリア鍋を火にかけ、4のだし汁2リットルを沸騰させる。
6. スパニッシュシーズニング、米、4の具を加えて、塩で味を調える。
7. 沸騰後、汁気がなくなるまで中火で15〜20分煮る。完全に水気がなくなる直前にピーマンをきれいにトッピング。
8. パエリア鍋を火から下ろし、食べる前に5分置いて寝かせる。

スペイン風*6えびスパゲッティ

材料：スパゲッティ400g、ニンニク6かけ、赤唐辛子1本、むきエビ250ｇ、オリーブオイル大さじ4、水2リットル、塩少々

1. ニンニクを薄くスライス。
2. 水を鍋にかけ、沸騰したら、塩とスパニッシュシーズニングを加え、好みの硬さにスパゲッティをゆでる。
3. その間に、フライパンでオリーブオイルを加熱し、ニンニクと赤唐辛子をキツネ色になるまで炒める。
4. 3にむきエビを入れて炒めてから、よける。
5. ゆであがったスパゲッティを5のフライパンに移して、5分炒める。
6. 皿に盛り、エビを中央にトッピング。

スペイン風串焼き

材料：串焼き用豚肉300g、オリーブオイル大さじ3、レモン半分の絞り汁、塩小さじ1

1. スパニッシュシーズニングとオリーブオイル、レモンの絞り汁、塩を合わせる。
2. 適当な大きさに切った豚肉を1で和えて、冷蔵庫で1時間寝かせる。
3. 串に豚肉を刺して、十分に加熱した*7アツアツのフライパンで焼く*8。
4. 盛りつけて、カットしたレモンを添える。

スペイン風鶏肉の煮込み

鶏肉(ぶつ切り)750g、オリーブオイル大さじ6、ジャガイモ3つ、ニンジン3本、玉ネギ1つ、赤ピーマン半分、すり下ろした完熟トマト1個分、アーモンド15粒、水1リットル、月桂樹の葉2枚、塩適量

1. オリーブオイルを熱した鍋で、鶏肉をいためつけ*9、塩をふる。
2. 玉ネギを加えてやや火を弱め、キツネ色になるまで炒める*10。
3. アーモンドをひいて粉にし、2に加える。
4. ジャガイモはサイの目切り、ニンジンは輪切りにする。
5. 鍋の火を強め、月桂樹の葉、トマト、ジャガイモ、ニンジン、赤ピーマンを加え、さっと煮立たせる。
6. スパニッシュシーズニングを加えて火を弱め、約10分炒め煮に*11。
7. 水を加えて強火で沸騰させたら、蓋をして30分間中火。煮汁がなくならない程度まで煮詰める。

ぎゃっ！　「焼く」と「炒める」にこだわってたら、思いの外、熱が入ってしまったようだわ。
公務に戻りますので、残り5レシピはまたのちほど。

12/18：まちがってた訳注の単語を訂正。おもにアタクシのために。

*1:品名：スペイン風スパイス。原材料名：食塩、ニンニク、パプリカ、マルトデキストリン(甘味料)、黒胡椒、サフランエキス、チョウジ、サフラン。

*2:オモシロイ日本語は、適当に改訂しました。

*3:cucharada…大さじ、小さじはcucharadita。

*4:rallar…(おろし金で)すり下ろす。rallador:1おろし金、やすり。2素焼きの水壷。

*5:sofreir…軽く炒める、さっと揚げる。[参考]sofrito,ta:ニンニク・玉ネギなどを油で揚げてつくったソース。sofrenar:1手綱を引き締める。2制御する。3厳しく叱る。

*6:toque…加筆、仕上げ、筆遣い(タッチ)。toque de luz:ハイライト。他に、a音・響き、b要点・核心、cキック・突き、d合図・警告・注意、e順番・番など。

*7:calentar…1熱する、温める、暖める、(湯を)沸かす。2奮い立たせる、煽る。3(性的に)興奮させる。4殴る、ぶつ。5苛立たせる、怒らせる。

*8:asar…1焼く、あぶる、炒る。2苦しめる、うんざりさせる、責め立てる。[類]asar:直火かオーブンで焼く。chamuscar:表面をちょっとあぶる、焦がす。dorar:キツネ色になるまで炒める、または焼く。socarrar:軽く焼く。tostar:トーストする。

*9:freir…1(油で)揚げる・焼く・炒める。2悩ませる、苦しませる、怒らせる。3殺す。

*10:soltear…1ソテーにする、軽く炒める。2襲う、強奪する。3不意を突く。4出し抜く、先手を打つ。5間隔を開ける、飛び飛びにする。

*11:rehogar…(油・バターで)こんがり焦げ目がつくまで焼く。