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apo (id:MANGAMEGAMONDO) が妄想を吐き出していきます。

近鉄・オリックス合併:置き去りにされたくなければ泣き叫べ

パ球団の合併話 ファン置き去りでは
たしかに、企業努力もあるだろう。たとえば浦和レッズを破り、日本一観客動員数の多いチームになった新潟アルビレックスは、4万人収容のビッグスワン(新潟スタジアム)を「満員にすること」に目標をすえて、どうしたら4万人入るかを考えた。その努力が実った形だけど、実ったのは動員数だけではない。サポとの愛もだ。そしてアルビレックスは「日本戦もいいけど、気持ちというか思い入れはやっぱアルビの方が強いな〜」というサポの後押しを受けて、悲願のJ1昇格を決めた。サポにとってアルビはすでに“生活の一部”なのだ。

翻って、では近鉄ファンオリックスファンにとって、チームは何なのだろう? 生活の一部にしているファンは、その一部を削り取られる痛みを感じないのだろうか?

そんな企業のナントカとか経営ナントカといった理屈で、泣き方、怒り方を忘れてしまった“すごく大人”のファンの人には、元フリューゲルスサポのコラムが効くと思う。サポティスタで紹介されていたこのコラムを読んで、そうなのよそうなのよ、とうなづいてたら泣けてきた。

いつか、落ち着いたら振り返って欲しい。
自分は何を買っていたのか、自分はどんな物語に寄り添っていたのかを。
優勝争い?
強いチームからの勝利?
選手のもつ物語への感情移入?

同時に、それ以外にどんな物語があるか、考えて欲しい。
だって、あなたが買った物語を買う人間が少なかったからこそ、チームはなくなってしまったのだから。

そこが、本当のスタートラインだ。

この人も、声を出して泣いて、怒ったのだろう。だから書いたのだろうと思う。読まれるか読まれないかわからない、近鉄ファンオリックスファンのために。