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apo (id:MANGAMEGAMONDO) が妄想を吐き出していきます。

C組:カッサーノの涙

イタリア2-1ブルガリア
スウェーデン2-2デンマーク
※1位スウェーデン、2位デンマーク(予選通過)、3位イタリア、4位ブルガリア
→準々決勝6/26(27:45)スウェーデン×D組2位チーム
→準々決勝6/27(27:45)チェコ×デンマーク

ゴールを決めた者が、本来「王様」と呼ばれ、賞讃を全身に浴びるべき者が、悔し涙を流している。そんなことが起こるなんて。イタリアは試合に勝ちながら予選リーグで敗退した。イタリアを勝利に導いた2点目の逆転ゴルゴルを決めたカッサーノが、泣いている。おそらく、何かのハズミで、スウェーデン×デンマーク戦が2-2で並んだことを知ってしまったのだろう。もう、あと何点とっても、イタリアは決勝トーナメントに進むことができない。トマソンでも、ラーションでも、イブラヒモビッチでもいい。1点を入れてくれ、と映ってない試合に向かって祈る。

トッティを欠いたとはいえ、イタリアは精彩を欠くことはなかった。むしろ、予選3試合中最高のデキだったといっていい。のだが……。

この試合もそうだが、スウェーデン×デンマーク戦の2-2だって狙ってできるものではない。けれど、裏の試合結果のおかげで、トラパットーニはおそらく最後の最後には糾弾を免れるだろう。「あれは八百長だ!」とイタリアマスコミはこぞって書くに違いない。けれど、あれは間違いなく、トラップの失策にほかならない。

決められないビエリを使い続ける価値がどこにあっただろう。ビエリが悪いのではない。使ったトラップが悪いのだ。たとえ格下の相手ゴールだって、シーズンの半分も試合に出ていない者に得点を許すほど甘くはない。慈善事業じゃないのだから。

ともかくこれで、アタクシはモリ男に続き、ネスタにまでサヨナラしなくてはならなくなった。あと声が黄色っぽくできるチャンスは、ポルトガル戦とチェコ戦くらいだろう。ああ。○...| ̄|_

泣くな、カッサーノ。オマエはよくやった。胸を張って帰れ。