常識に身を任せてみる

流れで堅い会社の仕事をすることになった。で、そこと“業務委託契約”を交わすにあたり、写真付き履歴書の提出を求められた。「履歴書持ってフラフラしたくなかったから」フリーになったアタクシにとって、これは拷問。うえーん履歴書書くくらいなら、原稿や報告書、いやいや100の質問だって100万倍気が楽だよう。

だってね、いつ学校卒業したっけ？とか、いつこの会社入ったっけ？とか、覚えてます？　いつフリーになったっけ？だって、実はあんまり定かじゃないのに(→スペシャルサンクス・トゥー卒業年早見表)。アタクシが特殊体質なのかもしれませんが、書いてる間にだんだんだんだん気が滅入ってきて、どんどんどんどん効率低下。悪気はゼロなんだけど、つい１週間も寝かせてしまった。スミマセン。

さすがにココまで放置していると、そろそろヤバいので、買ってきました、JIS規格の履歴書“転職者用”。こんなもんにまで、JIS規格があるとは。なんで“転職者用”かってーと書くとこが少なかったから。それと職務経歴書ついてるから(これも出せと言われた)。あー、めんどくさー。

なんか、最近の履歴書って本籍地書く欄がないのね。昔、ありませんでしたっけ？　あと、連絡先って実家(親の住んでるとこ)だと思ったら、そうじゃあないのね。住所欄に「留守の場合は携帯電話にご連絡をお願いします」とか書いて、電話番号欄にケータイの番号を書いておくのが正しいらしい。とか、世の中の常識を少しだけ覗いて、たいそう疲れた。

今の理想の結婚相手は、こういうこととか、確定申告とか、サクサク片づけてくれちゃう人(いませんか？　もうすでに１年分溜まってるんですけど)。でも、別居婚がいいんだろうなあ。たぶん、その人の精神衛生上、アタクシって好ましくない存在だと思うから。