有吉佐和子酔い
この間『連舞』を読んだのが止まらなくなって、現実逃避の一環で『和宮様御留』『悪女について』『出雲の阿国』と一揆読み。まだ業務に支障を来したりはしていない(ので、そっとしておいて)けど、こういう記事を読むとつい、「つべこべ言わずに酔うてみよ」と悪態を吐きたくなってしまう。さらに、「ここで問題なのは『恋愛では当たり前のようにやっていることが、営業では全然出来ていないこと』じゃなくて、営業に使えるような恋愛経験がない、ってことだろうが」と文句をイイながら、攻撃性が高まっていることにも気づく。
以前、山本文緒72時間耐久7冊一気読みしたとき、耐え難い鬱状態になって寝込んだことから比べれば、まあマシかもしれない。かの『恋愛中毒』を読んで、似たような経験をしたことのある友人はそれでも「“山本文緒効果”は、結構霊験あらたかだよ」という。深夜に当事者にとっては深刻な、受けるほうにとっちゃ極めてメンドーな恋愛相談テレフォンがかかってきたとき「とりあえず、山本文緒の『恋愛中毒』読んでみれば」って言うと電話が切れるらしい。
ともかく、有吉佐和子のせいで今のアタクシは凶暴である。