まあ、分殺ってとこね アルヘンティーナ2-1ニッポン

エコパだけじゃなくて、全国的に暑かったと思うんだけど、夕べのスタジアム、それもゴール裏はサウナっていうか、灼熱地獄だった。ほら、ゴール裏って“座っちゃいけないルール”があるでしょう。で、みなさんがニッポン・チャ・チャ・チャやってる中を「アル・ヘン・ティーナッ!!アル・ヘン・ティーナッ!!」ってやってるワケですの、アタクシたちも。そしたら、４分かな〜、アルヘンゴルゴル。順当だなー。そのあとすぐ追加点も入っちゃって、やばー、こりゃ虐殺体制整っちゃったよ、この分だと後半は何点入れるつもりなのか、と若干心配したんですけど、アルヘンティ−ナ的には、もうお腹いっぱいだったみたいですね。後半、鈴木のゴルで１点返すものの、そのままゲームセット。まあ、去年、遊びながら獲られちゃった4-1よりはよかったんじゃないですか＞日本

アタクシ的にはアイマールもサビオラも来日してないし、ベロン兄貴も出なかったので、ケズリ合わないミリート兄弟とリケルメと新ギャラクティコのサムエルに注目してみた。でもさー、CBのはずのサムエルまでいいように上がってくるし、リケルメなんかノリノリドリブルしちゃってるし、ミリート兄弟とかベルナルディなんて持ち場がどっちかワカンナイくらいで、ともかくみんな上下左右に走りまくり。ジーコ・ジャパンも、この時点で缶ビール10本くらい消費してるアタクシの目も、まるで追いつけず。

このサウナ状態でさらにビールの消費量は増える増える。うっかり「ニッポン！ニッポン！」に釣られてしまいそうになりながら、ぐっとこらえて、上がりの遅いジーコ・ジャパンに「おせーんだよっ！」とか野次トバシてたんです。そしたら「うるせーな！」とかいうヤング・ボーイがいる。でも、大丈夫。ジーコ・ジャパン、すぐ遅さの見本みたいなプレイしてくれますからね、「ほら、またこれだ、どうよ、これでも遅くない？」とかバシバシ煽ってみました。だってーアタクシ、ごきげんだったんですもの。モリ男のスペイン代表パチユニ1500円でゲトしたし、アルヘンのオフィシャル(たぶん)キャップ1000円でゲトしたし、昼からビール飲み続けてるし、アルヘンティーナ強いし。

あと、後ろにいた忍者ハットリ君ペインティング(なぜ？)のボーイズの応援はナイスな合いの手の入れ方がハッピーなカンジでグーだった。あと、ハーフタイムにトイレで会った非常に元気なアルヘン・サポのセニョリータ×２がステキだった。リーベルとボカのユニを着て仲良くしてる、ある意味あり得ない二人だけど、お互いに実に健康的に互いのチームをこきおろし、元気に蹴りを入れ愛ながら、子犬のようにキャンキャン走り去ったのが春風のようにサワヤカ。やっぱり、祭りだもの、これくらい騒いで楽しまなくっちゃねっ！

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