[ _e_x_h_a_l_e_ ]

apo (id:MANGAMEGAMONDO) が妄想を吐き出していきます。

カマーチョ、何考えてるンですかっ!?

アンタが辞めたところで問題は何も解決しないだろうが。たしかにおもしろいように虐殺されたCLレバークーゼン戦は戦術ミスだ。なぜブラジル人DFホッキ・ジュニオールとフアンがガッチリ守ってるところに、彼らが十分に知り尽くしてるロナウドを先発させたのか。ここでこそオーエンをお披露目させるとこじゃなかったのか。相手は研究しつくしてくることが予想されているのに、ベッカム-ラウールの中央は何の対策も講じなかったのもイタイ。結局、ベッカムを外さないならラウールも外せない。どっちも外せばよかったのに、エスパニョール戦ではラウールだけを外してベッカムを使い、案の定、失敗した。ベッカムがいたら、ここをカバーするためにラウールは絶対に必要。だから“商業的に”ベッカムを使い続ける限り、ラウールの負担は重くなる。それがわかっていてのむざむざの敗戦だ。

さらにしつこくマンマークをつけてくるのをイヤがって、キレるハゲ。ボールポゼッション60%なのに上がれないロベカルフィーゴ一人がどんなに頑張ったって、ゲームにはならない。主力を外して最後にセラーデスとソラリを入れても、爆発するハズはない。カマーチョのせいではないけど契約が今季限りとみられている彼らにとって、あまりにもチャンスとは受け止めにくい交代だ。むしろ使い捨てられた感しか残らないだろう。

全員がやる気をなくすなかで最後まで必死だったラウールは、審判に抗議してイエローもらった。念のために書いておくけど、あれはまったくラウールのせいじゃない。ラウールより先にトサカにきちまって審判を突き飛ばしたモリエンテスのせいだ(おそらく審判も混乱してて誰にやられたかわかんなくなったんだと思う)。ラウールにイエローが出た後「オレじゃないのか?」と審判に食い下がったって、そりゃ、もう遅いンだよ、モリ男(涙)。ばかっ!

モリ男はモナコ時代から、Rマドリの不調を「悪い病気が出ているようだね」と表現することが多い。悪い病気とはもちろん「チーム全体が勝つという精神」だし、カマーチョ流に言えばそれは「適切なメンタリティー」なんだろう。昨シーズンのモリ男は全身でそれをモナコに注入した。けれども今季のモリ男の役割は「モナコで期待されたように、チームのリーダーになることではない」。

“よくもわるくも銀河系”のヤツらをまとめるのは、監督の役目だろうが!「ボクらは今日は機嫌が悪いんだ…(略)…(監督采配を)理解できない」とか言われてショゲてる場合か? 監督がコケにされた状態で昨シーズンのレアルがどうなったか?「ベンフィカで忙しかったから知らない」とは言わせない。それともどっかのコミッショナーみたいに敵前逃亡するのか?

いっそモリ男はりばぽに行ってたほうが幸せだったかもしれない。ベニテス率いる今年のりばぽはオモシロイ。実況は「スパニッシュオムレツ」と称したけれど、具がジャガイモだけの卵焼きなんかじゃない。シセ、バロッシュ、ジェラード、ルイス・ガルシアとリッチな具をたっぷりのっけてサフランでまとめあげてるパエージャだ。今夜の不発弾を抱えたマンU戦も勝つような気がする。