[ _e_x_h_a_l_e_ ]

apo (id:MANGAMEGAMONDO) が妄想を吐き出していきます。

ここまで電車男にハマってしまうとはウカツだった。

ホントは今頃すべての仕事は終了しているハズだったのに、つい土曜日の朝方、10月下旬に出版されるという電車男を全部、読んでしまい、また自分で自分のクビを絞めてしまった。どうしよう。

だって笑いが止まらないんだもん。独身男性板(通称:毒男板)のみなさんが、ウブな男の子のラブチャンスをサポートするお話で、たしかにステキなエピソードが満載。最後は、泣いた。だけど、オモシロイのはエピソードじゃなくて、主人公の電車男に対する毒男のみなさまのレスなのだ、少なくとも、アタクシのツボにハマったのは。2ch文学とかいわれてるらしいけど、文学? 往復書簡でもないし。文学的才能じゃなくて、住民の人間性とかユーモアとか着眼点だし、その共時性がオモシロイんだし。これを「文学」として扱うのは何かちょっと違うような気がする。どういう形で出版されるのかわかんないけど。

2chでこういう心温まる話が生まれるというのも、文学的創造性と解釈されているっぽいけど、とかく事件や訴訟だけが取り上げられるだけで、そういう話ってわりといっぱいある。文学性なら同じ毒男板のこれのほうが高いと思うし、これの風刺力なんか秀逸。

でも、電車男がオモシロイことはたしかです。読みに行くなら、時間に余裕があるときにすることを強烈にお薦めします。