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apo (id:MANGAMEGAMONDO) が妄想を吐き出していきます。

お土産がわりの福島讃歌(久しぶりの愛飲酒記)

「看病」と称して父の入院してる病院をホテル代わりにして、夜遊び(はぁと)。枕が変わっても全然オッケー、長椅子でも平気で寝られる体質って、こういうときとっても便利だ。ついでにこっちで意気投合したジモティーから旨い美酒をいろいろ教わり、ごちそうになる。極楽極楽。

飛露喜(ひろき) 吟醸・生詰
あえて“芳醇辛口”と言いたい。かつて、ウンカのように湧いた女子ども向けの“淡麗辛口”とはワケが違う。強烈な米のあまやかな香りが口いっぱいに広がり、一気にアタクシを幸せにする。それも生でこの芳醇さ。たとえて言うなら、グラマーな処女ってカンジ。

会津娘別捌品『無為信(むいしん)』無農薬純米
蔵元の田んぼで栽培した無農薬の米500万石で仕込んだ特別仕様の酒で、田植え・刈り入れに参加しないと売ってもらえない限定品。旨い、そしてとにかく濃い。とろみもある。「好きか嫌いかわかりませんけど」とこれを出してくれたマスターに「おいしいし、アタクシは好きだけど、コレ飲んでると、肴がいらなくなっちゃうよ。お店は困るでしょう」と言ったら、笑ってた。

あと、『夏子の酒』のモデルになった久須美酒造の清泉・七代目とかいただいた。今回は福島を讃えるのがメインなので、新潟産のこれについて言及はしませんが、もちろん旨いです。

逆に「買ってはいけない」というヒデーものも発見した。「白河○○ワイン」といういかにもお土産向けらしい商品なのだが、ブドウジュースにホワイトリカーをまぜたね?ってカンジで、発泡酒と同じようなイヤな後味がいつまでも残る。ひどい、ひどすぎる。「ワイン」とはまるで別物と考えるべき粗悪品。つーか、こんなもん作るな、西郷村