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apo (id:MANGAMEGAMONDO) が妄想を吐き出していきます。

モナコ、ギャラクティコを沈める - モリエンテスは赤い彗星になった


Morientes
夕べほど、クソ・ペレス(会長)が眠れなかった夜はあるまい──ただ、負けたからじゃない。モリエンテスを放出したことを海よりも深く悔やんだに違いない。つーか、悔やめ! 「私が悪うございました」と跪け!

モナコのキャプテン、ジュリは2ゴルゴルを決めてキングになり、アタクシのモリエンテス(1ゴルゴル1アシスト)は最強のグラディエーター赤い彗星、真実のマタドールになった。興奮したクラッキーは、「いやあ、奇跡ですねっ!」と叫んでいたが、アタクシはそうは思わない。あれは当然だった。あれだけの執念をもって全員サッカーされたら、勝てないさ、どこだって。

ベッカムが累積イエローで出てない。でもギャラクティコのみなさんは今日も元気だった。いろんな報道で「マドリッドの慢心」が敗因と書かれてるけど、今日みたいに献身的に守備をするロナウドを見たことがない。サボってるんじゃなくて、必死だった。太って走れないんじゃなくて、仕事をさせてもらえなかった。上がろうとすれば、一人で止められないなら二人、二人でダメなら三人と払っても払っても食いついてくる。とくにイバラとロドリゲスが止めまくり。モリ男はハゲだ、ラウールだ、フィーゴだって刺しまくり。シセとロテンはパスカットしまくりーの、キープしまくり。なかなかチャンスを作らせてもらえない中、前半36分、ラウールのゴルゴルでギャラクティコ先制。ここでガックリいっちゃうのか??? と心配するこたぁなかった。モナコのモチベーションはぜんぜん落ちない。まくりにまくってる前半45分、モリ男がホレと頭で落としたボールをキャプテンのジュリが同点ゴルゴル!

うわわわわぁ、すげー試合だよ。

後半、モナコはまくり続けて48分、モリ男の逆転ヘッド!! 明らかにギャラクティコの空気が変わった。「マジ、やばくね?」前半は刺しに来るモリ男に「必死だな」と微笑み返ししてたハゲが、代表では同僚のシセ相手にセコくファールを誘ってまでFKをモノにしよーとする。今日の主審が、コリーナさんでよかった。そうじゃなかったら、試合はブツブツぶち切られまくりで、イエロー出まくりだっただろう。全員、キレイなプレイだなんて言ってられるか!状態。だったのだが、66分、ジュリの王様ゴルゴル。3点あげたこの時点で、アウェーゴルゴル倍付けルールで、モナコのチャンピオンズ・リーグ勝ち抜けが濃厚になった。これでスタンドももう立ちまくり歌いまくり「アレ!アレ!」叫びまくり。まだあるはずの時間がどんどん過ぎていく。モナコペースで。粘るラウールのゴルゴルはオフサイド。このあともやや諦めた感のあるマドリと、もう1点獲っちゃうゼなモナコのシュート撃ち合い……。ロスタイム5分。終了。

ギャラクティコがとっとと引き上げるなか、最後まで試合を諦めずボールを追っかけたラウールが一人だけ残って、モリエンテスと抱き合い、勝利を祝福した。

  • GK: 30ローマ
  • DF: 4イバラ、27ロドリゲス、32ジベ、3エブラ
  • MF: 8ジュリc(→82分35エル・ファキーリ)、14シセ、6プラシル、25ロテン
  • FW: 9プルソ(→61分18ノンダ)、10モリエンテス(→85分24アデバヨル)

スタンドにごあいさつ
先週31日、代表に復帰したモリ男はデンマーク戦でもヘッドゴルゴルを決めた。まだ、定着はしないかもしれない。けど、ギャラクティコに目にモノ魅せたモリエンテスへのスペインからの熱い風はきっと吹き続けるはず。(でも、クラブは変わらないでほしーかも)

しかし、apo的に番狂わせだったのは、むしろチェルスキーアーセナルに勝っちゃったことだ。まずいな、この勢いだと、モナコ勝っちゃうよ。ってーことは、ゲルゼンキルヘンでアタクシが観るのは、モナコ-ミラン? あ〜ん、どうしよう、ハートが2つに割れちゃう〜ん。うっかりミラン側で「モリ男〜!」とか叫んでウルトラスのお兄さんたちに暗殺されちゃうかもぉ……。

おっと、いけない。そんなことウキウキ心配している場合ではなかった。朝3時から愛情電波を飛ばさなくてはならないミラン戦に備えて寝なくては。じゃっ!