蝶は死ぬまで舞い続ける【ルイ・コスタ】
モリ男さんはスタンドでホセミと観戦してた日は、チャンピオンズリーグに出られないってことをスッカリ忘れていて、友人に指摘されて、もうすべてのゲームがどうでもよくなってしまった。モナコがPSVに負けるのは見たくなかった。なんかPSVってクラブチーム自体がキライ。02W杯の許せない記憶が甦るから。
しかし、翌日はもうスペクタクルでしたね。アタクシのACミランも、バルサも、リヨンも勝ち。リヨン以外はハラハラドキドキしたワケだけど。あー、もう1戦ありましたっけ? えー、スペクタクルなグレートギャンブラーの監督率いるステキなチームについては27日28:25からのミラノ・ダービーに向けて、完全シャットアウトしております。
マンうー0-1ACミラン
いやー、ハラハラした。ここんところ力でねじ伏せたってより、ごっつぁんゴルゴルで勝たせていただきました、ありがとうってカンジが続いたし、楽に勝てる場所じゃないし、雪降ってて寒そうだし、シェバ不在(顔面骨折)もイタイし。「何か不幸なことが起こったらどうしよう」と、心配だった。
試合が始まるまでは。
始まってから? あーだって、スタメン、ルイ=カカ2舞ですもの。とくにルイ・コスタ。「今夜はやるから」って自信ありげの舞いを披露。うっとり。序盤のセードルフに「余計なコトしてんじゃねーよ」とか「パスミスしてんじゃねーよ」って何度か声を荒げたものの、ほぼ思いどおりにパスまわしさせていただけてたと思います。そしたら、マンうー、ムカついてきちゃったみたい。ことに、赤毛のブサイクなじゃがいも。あんまりマンうーが乱暴なんで、審判ったらミランにやさしく笛吹いてましたね。当然か。最初にイエローもらったのはネスタだけどさ。
ただ、アンチェロッティのことだから「もしや引き分け狙い?」かと。これも不安材料。どっちかってーと守るより攻めるチームでしょうから(その点、ニステルローイ控え、ロナウド交代ってのは好材料だった。なんで?)、とにかく、早いとこゴルゴルしてーって思ってたら、ようやくセードルフのシュートのこぼれ玉をクレスポがつっこみゴルゴル!! ホントはルイ・コスタにも1点ほしかったけど、完封できたことと、アウェーゴルゴルゲットできたことで、喜び組ビールがうまい朝。
バルサ2-1チェルスキー
サッカーマダムから飲酒の許可をいただき、引き続きビールでリピート放送。引きに引いたチェルスキー・カテナチオは、やっぱり堅かった。でもスピードについていけないジョン・テリーが足つったり、ランパードが消えてたり、そのうえ不幸にもベルッチがオウンゴールを献上。どうなるのかと思ってたけど、バルサのイケイケ突破は止まらず、ついに風穴をあけた! やったー、エトォーーーーー!! 同点ゴルゴル。でもアンタ、どっから現れましたか? ともかくこの、変態的イケイケプレイが今期のバルサの醍醐味ですね。
コイツら、ワン・ツーじゃなくて、スリー・フォー・ファイブ・シックスくらいまであるから。サッカーっていうか、入射角と反射角を無視したビリヤードみたい。途中、ロナウジーニョはコネるし、デコはミドルトバしてくるし、ジュリはチョロチョロしてるし。そんなことやってる合間にマキシ・ロペスが逆転ゴルゴル!! ヨシ、ビールお代わりっ!!
ただし、なんかバルサでは似合うか似合わないか無視した北朝鮮ライクなGIカットが横行中で、デコはともかく、アタクシのバルデス君は風貌の劣化が激しいのが悲しかった(よくみたら、そうでもなかった。でも目が慣れただけかも)。マルケス君が相変わらずの男前なので癒された昼前。