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apo (id:MANGAMEGAMONDO) が妄想を吐き出していきます。

モナコ、ミラノ、ローマ…どんなに巡っても心晴れない負け組

ペッチョリーナ・モリエンテスを観た後、モナコ戦が始まると、お集まりの毒婦のみなさんが「カーンの2番がモリ男系でカッチョエエわ」と騒ぎ始めた。モナコが5-2で虐殺してくださったので一応、悲壮感がなくなり、なのにアタクシったらサビオラのゴルゴルを見逃してムキになってしまい、別のところじゃ「ロード・オブ・ザ・リング」サッカー選手版キャスティング大会までおっ始まり、もはやまったく収集がつかない。そのままインテル戦になだれ込んだものの、後半が始まっても点が入らないのに腹を立てたアタクシは「今日はスペクタクルがねーじゃねーか」と一言残して落ちたらしい。目が覚めると、みなさんはきちんとうちの戸締まりをしてお帰りになったあとだった。よくできたゲストさまたちである。

まだ眠い目と暗い心をこすりながら風呂に入って出てくると、アレ、あんなところに一昨日貼ったモリ男さんが。いやーん、なんか緊張するわあ。

夜はミラン戦。なんだか今日に限って、カカが男に見えてドキドキする。どうしようこんなときはゴルゴルするのだ、この天使は。だけどモリ男さんがいるから「リッキー(ラヴ」とか「きゃあ、ネスタ(ラヴ」とかヒジョウにやりにくい。試合はイライラするし、やりにくかったけど、やっぱりカカが最後の最後で決めた。気になっていたローマ×キエーボモンテッラの美しいオーバーヘッドシュートで2-2に追いついた。後半は怒涛の攻めでしたね。

だけど、もうサッカー関連のニュースは何にも見たくない。これからしばらく見たくない。自由の身になってうれしいのだけど、心が重い。しょうがない、仕事でもするか。

追記:旅するマダーム・きあさんがモリ男への愛の賛歌とも言うべき“ほぼ日”のスペイン・コラム【アディオス!モリエンテス】を教えてくれた。ありがちゅ〜。涙なくしては読めませぬ。