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apo (id:MANGAMEGAMONDO) が妄想を吐き出していきます。

パリはいつでも素晴らしい…バルセロナ2-1アーセナル

いや、すごかった。レーマンを正GKにしたドイツとジュリを外したフランスは悩み、当初からラーションを決めてたスウェーデンはほくそ笑むだろう。ピレスはあまりにもかわいそうだ。ただ、あそこで1/11に選ばれてしまった事実をこれから彼がどう折り合いをつけるのか、そこは興味深い。

2年前にアクシデントが発生して20分でピッチを去らなければならなかったジュリが90分フル出場してとうとう金のメダルをゲットし、そのときライバルだったデコとは同僚だ。たぶん年の頃ならそのころ生まれた子どもをステージに上げた。W杯へ行く敗者アンリがW杯からはじかれた勝者ジュリに語りかけ、子どもに祝福のキスする。

「自分たちこそ、ホーム」と意識したヴェンゲルは、バルサ色に染められた故郷パリで絵に描いたようなアウェーゲームを体験した。

運命はなんて複雑にからみあっているんだろう。

試合はさらにドラマチックだった。アーセナルはノリノリ変態バルサを向こうに回し、よく10人で戦ったと思う。負けたけど、一人欠いてあれだけ凌いだのはスゴい。2点入れられたとはいえ、控えのGK、あの人、コンディションがよかっただけじゃなく、ポテンシャルも高い→名前チェックする。どのくらいスゴいかというと、バルサライカールトにスリートップを決断させたくらいスゴい。ヴェンゲルにしてみれば、それも作戦だったかもしれない。守備の枚数が少なくなれば、バルサといえどもカウンターへの対処が遅くなる。実際、それで攻め上がってヤヴァいところもあった。バルデス君が120%でなければ、防げなかったゴルもあったし。

「この1点で行けるかもしれない」という期待をメチャクチャにしたのはラーションだった。なんなのあの鬼アシスト。ただ、スウェーデン代表であれが通じるとは限らない。どうだろう。通すためにスピードを落とすにせよ、そのまま遠そうとして通らないにせよ、ラーションはフラストレーションをためるだろう。

ベレッチはつぶされて死ぬかと思った。みんな、乗りすぎ。

ロニーとかデコとかイニエスタとかマルケス君とかがよかったのはもう当たり前。

ジミー・ジャンプは風邪でもこじらせたのか、出てこなかった。出てくれば出てきたで「うぜー」と思うが、こういうとき出てこないとなんか気になる。