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apo (id:MANGAMEGAMONDO) が妄想を吐き出していきます。

食べられないなら飲めばイイじゃない?

ドングリに親しんでいたのは王滝村だけではなーいのであーる。鹿児島県のみなさまもすごかった。とくに奄美の方々。椎の実ってったら、まあドングリですからね。

幕末の頃、名瀬に流されてきた薩摩藩の流刑人、名越左源太(なごやさげんた)が執筆した『南島雑話』には『焼酎。桑の実、椎の実、砂糖、何にても生りものにて作る。』とあり、砂糖を原料にした焼酎造りが、一部で行われていたことを伺わせる記述がある。

ことに奄美大島の方には、椎の実は豊富にあったらしく、貴重な食料となると共に焼酎造りにも盛んに用いられていたようである。『南島雑話』の中には『椎の実で造った焼酎は実によい。たいへん辛く、米よりも焼酎の垂れ具合が良く、多くとれる。』とあるから、よほどアルコール度数の高い酒が出来たものと思われる。椎の実焼酎は現代でも復活させたらおもしろいかもしれない。それにしても山に実る椎の実を集めて食用にするあたりはどことなく縄文的ですらある。

「ワタシに焼酎にできないものなど何もないっ」ってカンジ*1がとってもマッチョ。椎の実焼酎、復活してしてぇ〜ん。

で、復活まで待てないアタクシは、どうすればいいのか。これを買う、アンダルシアのドングリ・リキュール(Las Cinco Bellotas)。ドングリはベジョータ。ベジョータだけ食べて規定の大きさまで育ったイベリコ豚は「ベジョータ」って言うそうです。

そこで、ハタ!と気がついた、「これは造れないものか?」と。材料は豊富に手に入る予定だし。それにお猿さんにだって造れるんでしょう。なら、アタクシだって。

あ、もちろん1%未満ですからっ!

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こんなアタクシの心の動きとはまったく無関係に、王滝村は「どぶろく特区」になろうとしている。がんばれー!

*1:まあ、酒ってそういうものだけどさあ、この記事の最初のほうに、どんなものでも使ったってくだりが出てくる。ソテツの実に、米軍の配給の脱脂粉乳まで!