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apo (id:MANGAMEGAMONDO) が妄想を吐き出していきます。

ピーロート試飲会03秋

またもや拉致、さらにワケワカメの同業者に仕事をワケワカメにされた友人からのエマージェンシーコールと重なり、その横ではオノレのタスクは処理されずにただただバッファされていき……。ああ(眩暈)。そんなわけで、サイトの更新が完全にストップしております。もうしわけありません。

――とは云うものの、オノレの快楽に従順なapoはセールスマンからの電話にはいそいそと反応してしまう。うふ、ワインなの。ここの会社はちょっとユニークなシステムで、自宅に10本からのワインを持ってきて飲み比べながら買い付ける、いわば訪問サンプルセールを半期に一度行っている。顧客の好みはカルテにされており、まるで名前を覚えられない文盲のapoでも「この前飲んだアレ」とかで、「ああ、アレですね」と通じるのもナイス。平日の昼日中からワインを飲めるヤクザな方々をお招きしての試飲会で、ワインはさらに本名で呼ばれるチャンスを失い「あの女殺し」とか「金モールつきのにくいヤツ」とかで流通される。もうグランクリュもへったくれもない。試飲とはいえ、飲む種類が多いので、結構イイ気分にデキあがり、しかもウチの優秀な担当セールスマン氏は戦略家。参加者の好みを熟知したもう買うしかないラインナップでぐいぐい攻めて来られたらウブな乙女なんて、もうイチコロなのよ。そこで無駄な抵抗をするより戦略にのっけられちゃうほうが気持ちいい、という定説に従い「ま、いっか」と大人買い→サンプルワインをがめてそのまま宴会へ突入、がいつものパターンだ。

今回のゲストは、マダム4名の中にムッシュウ1名。ワインで満たされたマダムたちには、脂の乗ったカモか、フォワグラでしかないわけで「だから男は……」とつるしあげを食らってる。まあ、生贄も気持ちよさげなんでほうっておこう。

その席に「あたし今日は明日絶対に残らないサプリメント仕込んできた」と一人のマダムがおっしゃった。肝機能をバリバリにするその“ノゲシ”というハーブは「ヤバイほど効く」という。それが霞ヶ関ビルのドラッグストアでオヤジたちの間でブレーク中とか。これからの宴会シーズンには大活躍しそう。おもにapoの体内で。