さあ、アウェーゴルで泣き笑いする決勝Ｔが始まりですよ

ですからアタクシも誕生日にモリ男ヘッドゴルゴルを観るために父を足蹴にして帰ってきやがったわけですが。

スタジオ・ダ・ルスに鷲が飛ぶ: ベンフィカ1-0りばぽ

ベニテスに勝つ気が見られず。ファウラーは30分すぎから電池切れ。モリ男はさかりのついた猫のように、ワンツーの相手を求めてましたが、なんか通じず。敵地で完封されてやんの。あのヘッド、決まってたらなあ。で、なんでジェラードと変えた？　あーあ、勝つ気満載だったモリ男さん、「ああ、今日は引き分けデーなんですね」とでも言いたげな苦笑いを浮かべて、でも戦略に忠実にゆっくり歩いてピッチを後にするのを見てチャンネル変えたら、そのあとセットプレイからゴルされてやんの。

だから、言ったじゃないですか？

オメーら、引き分け狙いするほど、高等テクニック持ったチームなのかい？

と。全然、わかってねー。モリ男不発ならヌーノ・ゴメスのゴルとも思ったけど待てなかったし。ま、それで正解ですね、この試合は。

ゴリラーマンがかわいくなってビックリ！: ミュンヘン1-1ACミラン

あれ？カーン、すげー大胆なお直ししたんですか？と思ったら、ヤングなセカンドキーパーだった。そうだよねえ。別人だよねえ。旅の疲れか、焦って寝起きだったためか、マジでカーンがすげー魔法かサイコなテクを使ったのかと思った。いやあ、カワイイ子が増えることはいいことです。

ゴリラーマークを受け継いだバラック！コイツめにゴルされて、ミラン、ヤバラック。ふん、ゲルマン。これで勝てると思うのは甘いな。今日のミランは、リーグ戦２勝でホップ・ステップ済みなんだよ。ゴリラーマークの本物GKだったら、「グズども」ってハッパかけてたと思うよ。だって、あのネスタの美しさをみてごらんなさい。カカのひらひらっぷりをみてごらんなさい。輝いてたでしょお。

ほーら、マルディーニ親方からカピターノマークを預かってるシェバのアウェーゴルゴル＆アタクシへのバースデーゴルゴルですよ。うっふっふ。サンキュー・シェバ！
このゴルは実質２ゴルですっ！いろんな意味で。いぇー！

気になったこと：ヂダのケガ。ミラニスタマダームのメルで知ったんだけど、王子が足首骨折ですって？　どっちもベッカムテントに１日48時間くらい入れてでもＷ杯には間に合いますように。だいたいセレソンはカフーもビミョウでどうなっちゃうだ？　ロイ・マカーイ。なんかフツーの人になっちゃったな。デポルに戻ったら？

今夜の神懸かり賞はココ: PSV0-1リヨン

かすりまくりPSVは、ふだんの心がけか、ご飯の食べ合わせか、昨夜の夢見が悪かったんじゃないですかね？　まあ、この試合、ミラニスタのアタクシはジュニーニョに微笑むことに最初から決めてましたが。ホントの女神のほうも、ジュニーニョに微笑んでましたね。サンキュー・ジュニーニョ！ここも粘りの実質２点ゴルゴル。もちろん、アタクシへのバースデーゴルゴルも含めて！

子どもvs大人の戦いで切ないベルナベウ: Ｒマドリ0-1アーセナル

アンリが実質２点ゴルゴル。これ、４試合の中でいちばんインパクトが強かった。こんなに強いアーセナルはなんか久しぶりに見た気がする。それに引き換え、Ｒマドリはほんっとうに弱かった。もう、おもしろいくらいやられちゃってるし、イエローカードのお返しまでされちゃって。メヒアは顔面偏差値的にはミランのDFにいてもいいけど、でも、あんなガキじゃダメだ。たとえお芝居でも、倒れている子を押し出しちゃダメって習わなかったのか？　昔の「パボーネス」と呼ばれたグループはみんなこの手のお子様だった。もちろん、エル・ブランコにも大人はいる。たとえばベッカムなんて、すごい大人だった。GKに小狡く足引っかけられても、キレたりしなかったし(ちょっと前なら間違いなくキレてただろう)、「勝つんだ」って信じてがんばってた。でも少すぎてお話にならない。炬燵で丸くなってるデヴな大人じゃあねえ。逆に、出稼ぎの子たちはがんばってたけれど、ホントに子ども扱いされちゃってるもんなー。デキのイイ子も悪い子も止められすぎ、やられすぎ。これじゃあ、いやでもレジェスのダーティなヒールっぷりのほうが輝くし、アンリのクールさ、リュングベリのがんばり、若いセスクのしっかり者っぷり、ヴェンゲル監督のスマートさが光っちゃう。かつて「王者」と呼ばれたチームがシャンパンのツマになるとはね。マドリディスタはさぞ切なかろう。

気になったこと：グティにキャプテンマークはどうか。カシージャスがかわいそう。ラウールはムリしてないのか心配。ピレスはスケベヒゲがないと顔がおマヌケだ。このままだと「ウマ２」と呼びたくなってくるので、はやく生やしてほしい。