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apo (id:MANGAMEGAMONDO) が妄想を吐き出していきます。

好き放題ワールドカップについてしゃべる(2)スペイン

モリ男のいない無敵艦隊無敵艦隊として虐殺しまくっているなんて。そんなモリ男になりかわり、MORIENTES10ユニ着てスタジアムに通勤した。「モリエンテスが男前だから、好きなんだろう」と冷やかしてくるスペイン人(今回の無敵艦隊と同じでスペイン語の速射砲でまくし立てられ、とてもラインを上げられない)とか、「やーい、リバプールで使えなくて売り飛ばされたヤツ!」と調子づく性格最悪のサッカールーが満載で、スタジアムへの道は遠かった(とくにシュツットゥガルト)。虐殺劇のあとはあとで、なぜかハモン・イベリコをかついだ(スペイン人の行動に理由なんかないけど、スタジアムに持ち込めることに驚いた)兄ちゃんたちに担ぎ上げられ、ああ地面が遠いよう、という物理的な高揚感に満たされた。胴上げされてるときポーズを考える余裕のある王監督はさすがだな、と思う。

ビージャ、すごいわ。デコと同じで、ナマで観たほうが段違いにかっこよく見える。なんか危険なんだもの、それもゴール前だけじゃなくて、ハーフAラインからこっち、敵陣に入ったあとの動きが。言い換えれば、デルピエロゾーンを40%広げてみましたってカンジ。これは来シーズン、ヴァレンシアに戻って、モリ男とアイマールアジャラ先生とカニサレスとそしてビージャを一網打尽にする必要がある、と決意を固めた。んだけども、ビージャはどっかに高値でお買い上げされてしまうんでしょうか? 一方で、移籍市場には名前があがらないシャビ(バルサ)だけど、小憎らしいほど利いている。シャビ・アロンソとルイガルのリバプールラインや、これまで「使えねーリンゴ少年」だったフェルナンド・トーレスを、自在に操縦しているのはもはやラウールではなく、シャビだ。なんで自分勝手なスペイン人がこいつのゆうことは聞くのか、やっぱりパスが快感なんだろうなと思う。「ここにパス、きぼんぬ」「ほらよ>クロス」「神パスキター!」「よーし、パパがんばっちゃうぞ」「神カウンターキター」……でage嵐→虐殺。今まではこのage嵐のその隙に、ゴルしたそばからゴル盗られてたってのがスペインの負けパターンなんだけど、今回はそれがない。なによ、これ。まあ、相手も相手だかもしれないけど、チュニジアなんか結構、守り堅かった(ように思う)のに、最後でこじ開けちゃったもんね。いや、ホントすごいわ。

それでもやっぱり、どうしてこんなに強いんだかわかんないが、モリ男ラヴァーのアタクシ的には、ウクライナ戦のラウールのヘッドは(外したけど)、モリ男へのオマージュだと思うよ。あと、キャプテンマークを巻いたカシージャス観て、妙に目頭が熱くなった。