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apo (id:MANGAMEGAMONDO) が妄想を吐き出していきます。

好き放題ワールドカップについてしゃべる(1)メキシコ

明日からもうR16。メキシコを追っかけたアタクシのワールドカップも明後日のニュルンベルクで終わり、静養のためにフランスに戻る。

メキシコ戦で気持ちよかったのはイラン戦での虐殺だけで、アンゴラは思いのほか強いうえ、イラン戦でもやや心配してた、一人で左から右へと往復してサイドチェンジをくり返す皇帝マルケス君にお任せ状態が最悪になり、メキシコ人すら「誰も働かねー!!」「ドイツまで来るのにいくらかかってると思ってるんだっ!!」とムカついていた。

グッティンゲン*1では、メキシコ代表宿泊ホテルへ連日潜入した。アンゴラ戦前でなかなか警備厳しかったけど、「予約ないけど、お食事できるかしら?」と、余裕でディフェンスライン突破。二日目に「どっかで見かけたオヤジだな?ニュルンベルクで飲んだっけ?」ってよーく考えたら、ラボルペ監督だった。ってことは、ホルヘ・カンポスも近くにいますね? って、不審じゃない程度にあたりを見回すと、いやがりましたー!!!!! 逃げられないうちに、接近して写真をご一緒にいいですかお願いに行ったら、またしても「ポポポポドリアアアア・トトトトマァァァルル・ウナ・フォフォフォフォトトトト……」としどろもどろなんだけど、「フォト」と聞いた途端、ホルヘってば「クラーロ(もちろん、いいとも)」と肩に手回して、くっと引き寄せてくれたんですね。さすが世界のスーパースターは違いますっ!

ところが、アンゴラ戦でムカついて、そのデジカメ、スタンドに忘れてきてしまうという、死んでも死に切れないお間抜けなことをしてしまい……。悪いのはしょっぱい試合したメキシコでも、その日朝から何杯飲んだか定かじゃないビールでもなく。ああ、バカは罪。ああ、アタクシ、5回くらい死になさい。

ちなみにマルケス君、宿舎のホテルで若いおねーちゃんとおしゃべりするボルヘッティオマール・ブラボとはやっぱり格の違いを見せつけていた。お相手が若い。どんなゴージャスなおねーちゃんも勝てない。3歳くらいだと思う、愛娘を抱いて、ずーっと遊ばせてる。その姿から愛が湧き溢れてて、うっとり見とれてた。もう今度生まれ変わったら、マルケス君みたいな家庭暴力とアル中とは無縁のマッチョなラティーノのパパの娘を産みたい。

で、明日(24日)がアタクシの予測どおり、ライプチヒでアルヘンティーナとの戦い。今日ライプチヒ入りしたんだけど、メキシコ人のパフォーマンスはすでに始まっており「アルヘンティーナはおうちに帰れ♪シュート打っても“う〜”短小!」とかやってる。でも、ボルヘッティのコンディションがビミョウだったり、メキシコ病が出たりすれば、好調アルヘンティーナにボコボコにされちゃう恐れもあると思う。

ちなみにメヒコとアルヘンティーナはラテンアメリカで「メキシコはラテンアメリカのすべての国が好きで応援するけど、アルヘンティーナだけは別」ってくらいいがみ合う者同士。メキシコ人に言わせるとアルヘンは「鼻たかだかで傲慢なんだ」とか「あいつらのスペイン語おかしい」ってことになるけど、アルヘンティーナも思いは同じ。どうなっちゃうんでしょうか? 状況しだいでは暴動怖いんで、とっとと帰らないといけないかも。わくわく♪

*1:ゲッティンゲンってカタカナで書いてあるんだけどさ、100%ドイツ人に通じない。ニュルンベルクで飲んだドイツ人からは「いいか、ゲッじゃない、グッド・ドリンク・ゲンと覚えろ」と指導された。誰が最初にこうカタカナ表記したんだかわかんないが、もうちょっとなんとかしてよう。電車でしゃべった日本人モトカノに捨てられたドイツ人に「彼女はグーテを学びに来た日本人で……」って言われて、あーこれが、あの有名なグーテ=ゲーテマジックですかって思った。シロウトにはムリ。幸い、スナフキンなマダムから聞いてて助かったけど。あと、ケルンもわかんない。ちなみにゲルゼンキルヒェンって言っても誰も知らないから「あそこはシャルケって言え、シャルケと」と指導された。